家づくりを考え始めたとき、多くの人が最初につまずくのが
「何から決めればいいのかわからない」という問題です。
住宅展示場を見に行ってみたものの、営業トークに圧倒されたり、
SNSでおしゃれな家を見て夢だけが膨らんだり。
結果として、順番を間違えたまま進んでしまい、後悔につながるケースは少なくありません。
この記事では、家づくり初心者でも迷わず進められるロードマップとして、
「土地・間取り・予算」をどういう順番で考えるべきかを、わかりやすく解説します。
家づくりで後悔する人に共通する落とし穴
まず知っておきたいのが、後悔しやすい人の共通点です。
- いきなり間取りから考え始める
- 住宅会社を先に決めてしまう
- 予算の上限を曖昧にしたまま話を進める
- 「なんとなく良さそう」で判断してしまう
家づくりは一度進むと、後戻りが難しい選択の連続です。
だからこそ、正しい順番で考えること自体が最大の後悔対策になります。
ステップ① まずは「予算」を現実ベースで把握する
家づくりの最初の一歩は、間取りでも土地でもなく予算の把握です。
見るべきは「建物価格」だけじゃない
予算を考えるとき、以下をすべて含めて考える必要があります。
- 建物本体価格
- 土地代
- 諸費用(登記・ローン手数料・火災保険など)
- 外構工事費
- 家具・家電・引っ越し費用
ここを曖昧にすると、
「建てられると思っていた家が建てられない」
「あとから数百万円オーバーした」
という事態になりがちです。
住宅ローンの月々返済額から逆算して、
「無理なく払える上限」を最初に決めておきましょう。
ステップ② 予算に合う「土地条件」を整理する
次に考えるのが土地です。
ただし、いきなり不動産サイトを眺めるのはおすすめしません。
先に決めておきたい土地の条件
- エリア(通勤・通学・生活圏)
- 土地の広さ
- 日当たり・周辺環境
- 建ぺい率・容積率
- 建築条件の有無
土地によっては、
「理想の間取りがそもそも入らない」
「追加の造成費がかかる」
といった制約が出てきます。
予算 × 暮らし方 × 建てたい家の大きさ
この3つのバランスで、土地を選ぶのが正解です。
ステップ③ 土地が決まってから「間取り」を考える
間取りは家づくりの中で一番ワクワクする部分ですが、
土地が決まる前に細かく考えすぎるのは危険です。
なぜ土地前に間取りを固めない方がいい?
- 土地の形状によって配置が変わる
- 方角で採光・窓位置が変わる
- 高さ制限や斜線制限が影響する
おすすめなのは、
「細かい図面」ではなく、
暮らしの優先順位を言語化しておくことです。
例:
- 家事動線を短くしたい
- リビングは広めがいい
- 将来1階だけで生活できる間取り
- 収納は多めに欲しい
この状態で土地が決まると、
間取りの打ち合わせが一気にスムーズになります。
ステップ④ 住宅会社・工務店は「最後」に選ぶ
意外に思われがちですが、
住宅会社選びは最後のステップです。
理由はシンプルで、
会社によって得意な家・価格帯・設計自由度が違うから。
- デザイン重視
- コスパ重視
- 自然素材・古民家風
- 規格住宅か注文住宅か
自分たちの条件が整理できてから選ばないと、
「提案に引っ張られて本来の希望を見失う」
ということが起こります。
家づくりロードマップまとめ
最後に、今回の流れを整理します。
- 無理のない予算を決める
- 予算に合う土地条件を整理する
- 土地に合わせて間取りを考える
- 条件に合う住宅会社を選ぶ
この順番を守るだけで、
家づくりの失敗リスクは大きく下がります。
次の記事では…
次回は
「予算オーバーを防ぐ!家づくりの見積もりで必ず見るべき5つの項目」
を深掘りします。
家づくりは情報戦でもあります。
一つずつ整理しながら、後悔しない選択を積み重ねていきましょう。

