家づくりの打ち合わせが進むにつれて、
必ず直面するのがこの現実です。
「このままだと、予算オーバーです」
そこで出てくるのが、
「何を削るか問題」。
ただ、削り方を間違えると
住んでからずっと後悔することになります。
この記事では、
削っても生活の満足度が下がりにくい設備を中心に、
コスト調整の考え方を解説します。
目次
なぜ「削って後悔する人」が多いのか?
後悔しやすい人に共通するのは、
- 高い=良い設備と思い込む
- 使う頻度を考えずに採用する
- 「なんとなく便利そう」で決める
設備は“あったら便利”と“なくても困らない”の差が大きく、
ここを見極めることが重要です。
削っても困らない設備① 全室の床暖房
床暖房は快適ですが、
全室に入れる必要はほぼありません。
削りやすい理由
- 実際に長時間使う部屋は限られる
- エアコンや断熱性能で代替可能
- メンテナンスコストがかかる
おすすめは、
リビングや洗面など必要な場所だけに絞ること。
削っても困らない設備② 過剰な照明計画
ダウンライトを大量に入れると、
見積もりは一気に膨らみます。
見直しポイント
- 明るさ重視で入れすぎていないか
- 同じ空間に照明が多すぎないか
最低限の照明+後から追加できる照明で、
十分対応できます。
削っても困らない設備③ 高機能すぎるトイレ
最新トイレは魅力的ですが、
- 自動開閉
- 音姫
- 除菌・脱臭フル装備
すべてが必要とは限りません。
基本性能がしっかりしたモデルでも、
日常生活では不便を感じにくいです。
削っても困らない設備④ 過度な造作収納
造作収納は統一感が出ますが、
コストが高くなりがち。
見直し方
- 市販家具で代用できないか
- 将来レイアウト変更できるか
「全部造作」にしないことで、
柔軟性とコストの両立ができます。
削っても困らない設備⑤ 豪華すぎる外構
外構は後回しにしやすい部分。
- デザイン門柱
- 植栽多め
- タイル張り全面
最初は最低限の外構にして、
住んでから少しずつ整えるのも賢い選択です。
削っても困らない設備⑥ オプション過多のキッチン
キッチンのオプションは、
積み重なると高額になります。
見直しポイント
- 使わない収納オプション
- デザイン重視のパーツ
- 掃除が大変な仕様
「毎日使う機能」だけ残すと、
満足度はほとんど変わりません。
削ってはいけない設備もある
一方で、
削ると後悔しやすい設備もあります。
- 断熱性能
- コンセント計画
- 収納の配置
- 家事動線
これらは、
暮らしの快適さに直結するため、
優先度を下げないのが鉄則です。
コストダウンで失敗しない考え方
設備を削るときは、
次の基準で判断しましょう。
- 毎日使うか?
- 後から追加できるか?
- 他で代替できるか?
この3つを満たすものは、
削っても後悔しにくいです。
まとめ|削る=我慢ではない
家づくりのコスト調整は、
「我慢」ではなく「選択」。
- 使わないものを減らす
- 本当に必要なところにお金をかける
この考え方ができると、
満足度の高い家づくりに近づきます。

